日本語Windowsで
中国語・韓国語を扱う方法
注意:電話でのご質問はご遠慮ください。
Windowsで日本語を入力する場合でも、“MS-IMEやATOK”などの入力システムと“日本語フォント”をWindowsにインストールしてやらなければ日本語を入力できないのと同じように、中国語や韓国語でもやはり“入力システム”と“文字フォント”をWindowsにインストールしてやらなければ、中国語や韓国語を入力することはできません。
しかし、WindowsのCD-ROMの中には、初めから中国語・韓国語のシステムが入っています。ただ初期設定では、それらがインストールされていません。どうすれば中国語・韓国語のシステムがインストールされるのか?
これから、その方法を下記に記したいと思います。
<コントロールパネル>→<地域のオプション>
全般タブの「システムの言語設定」で使用したい言語のチェックボックスにチェックを入れる。
<地域のオプション>の入力ロケールタブから「追加」ボタンを押し、必要な言語の入力ロケールを追加する。
中国語(簡体字)の場合
中国語(繁体字)の場合
韓国語の場合
<コントロールパネル>→<地域と言語のオプション>をクリック。
言語タブの「詳細」をクリック。
設定タブの「追加」ボタンを押し、必要な言語の入力ロケールを追加する。
中国語(簡体字)の場合
中国語(繁体字)の場合
韓国語の場合
あると便利なソフトウェア
高電社の"Chinese Writer"&"Korean Writer"
オムロンソフトウェアの"cWnn"&"kWnn"
テキストコード対応表 |
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日本語 | "S-JIS コードテキスト" | "Unicodeテキスト" |
中国語(*簡体字) | "GBコードテキスト" | |
中国語(*繁体字) | "Big5コードテキスト" | |
韓国語 | "KSコードテキスト" |
*簡体字-----主に中華人民共和国で使用されています。
*繁体字-----主に台湾、香港などで使用されています。
1バイト言語を使用する欧米とは違い、主に2バイト言語を使用するアジア各国の言語システムには、それぞれに互換性のないテキストコードが使用されています。
例えば、同じ中国語であっても「簡体字を使う中国のテキストデータ」と「繁体字を使う台湾のテキストデータ」には、互換性はありません。
国が代わればコードが代わり自分たちの国のシステムとは互換性がないということをしっかりと認識し、相手の国のテキストコードに変換して受け渡しすることが大切です。
Unicodeテキストとは、各国のテキストコードを統一したものです。
一見、便利なように思いますが、Unicodeに対応していない古いシステムもまだ多く使われているので、注意しなければなりません。
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